「福島の中学生に本を」送る

2月、福島県のいわきの中学の校長先生からの「原発事故で避難した浪江中学の先生から、いま必要だと言われているもののリストの1つに本がある。総合的な学習の時間に調べるための本。どんな職業があるのか?放射線ってどうなっているんだろう?戦争ってどんなだったのか?知らないことや人生について、あるいは職業選択について、中学生たちが自分で調べて知ることのできる本のリストを、先ず送ってくれませんか?」という陸エストから始まった『福島の中学生に本を』プロジェクト。

福沢諭吉記念文明塾会のメンバーと共にリストアップした100冊余のリストをお送りしたところ、「すべて良いので、1冊ずつ送ってもらえませんか」との2番目のリクエストが4月にありました。そこから引き続き文明塾会のメンバーの協力を得て本を集め始めましたが、リストに挙っていてもなかなか入手できなかったものもありました。

最終的に新たな本を加えて、合計220余册を6月の最後の日に、いわきの校長先生にお送りしました。7月早々、浪江中学に届けてくれるそうです。われわれがお送りした本をきっかけに、浪江中学の図書室が日に日に充実していくことを願っています。ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。

hariya  2012年7月01日|トピックス, ニュース, プロジェクト