日々本 其の三百二十六「ゼロ」

『ゼロ』(堀江貴文/ダイヤモンド社)

人物を知るには会ってみるか著作を読んでみるに限るので先ず本を読んでみました。一番新しい13年10月末発行のもの。思いのほか真っ当でうんうんと頷きながら読みました。しばらく経ってもすぐに思い出せるように気になったところをピックアップしておこうと思います。

・「働きたい」

・「仕事!」

・百科事典

・貪欲に情報を追い求める姿勢…誰かが用意してくれるものではなく、自らつかみ取るもの…

・「情報ジャンキー」

・「ハマる」

・無駄に終わる知識はあるかもしれないが、周囲の大人を説得し、自分で自分の道を切りひらく最強のツールは、勉強なのだ。

・人としての「ノリのよさ」

・少しでもおもしろいと思ったら、躊躇せずに飛び込む。

・パソコン…麻雀…インターネット

・人が働くことの意味、そしてお金というものの正体について考えていきたい。

・自らの「労働」をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えている

・積極的に稼いでいくために、自分は「時間」以外のなにを提供できるのか

・やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。

・どうすれば没頭することができるのか?…「自分の手でルールをつくること」

・宇宙事業から再生医療、それからオンラインメディアまで、やりたいことで頭がいっぱいだ。

・これからの時代を生きるあなたには、「お金」ではなく、自らの「信用」に投資することが求められている。

・信用してくれるかどうかは、こちらでコントロールできる問題ではない…ひとりだけ信用してくれる相手…「自信」…「小さな成功体験」を積み重ね…分母を増やしていけばいい

・何事に対しても「できる!」という前提に立って、「できる理由」を考えていく。そうすると、目の前にたくさんの「やりたいこと」が出てくるようになる。

・全力で働いていく

・常に思考実験をくり返し、それをガンガン実行に移していく。宇宙事業からオンラインメディア、そしてこれから出会うであろう新しいアイデアまで、さまざまな仕事に乗り出すし、すべてに全力を尽くす。絶対に「ここでいいや」と満足しない。なにがあっても、いくつになっても「あのころはよかった」とは口にしない。心から「いま」がいちばん楽しいと言えるように行きていく。

・僕らは、自らの生を充実させるために働くのだ。

・シンプル・イズ・ベスト。

・互いの能力を補完し、ひとりでは実現できない夢を、みんなでかなえる。そんな他者のことを、仲間と呼ぶのだ。

・不器用な努力の人らしい

・年齢を重ねることが怖いのではなく、思考停止になること、そして自由を奪われることが嫌なのだ。だから僕は考えることをやめないし、働くことをやめない。

・僕にとっての自由を手に入れる手段とは、とにかく働くことだった。

・なにかに没入することで、死を遠ざける。死について考える時間を、可能な限り減らしていく。僕は死を忘れるために働き、死を忘れるために全力疾走し、死を打ち消すために生を充実させていたのだ。

・かけがえのない「いま」に全力を尽くすこと。脇目も振らず集中すること。将来の自分とは、その積み重ねによって形成されていく。だから僕は仕事をする上でも、できれば1ヶ月、せめて半年くらいで結果が出るようなプロジェクトばかりを動かしていたい…はっきりとしたゴールが見える短距離走者として行きていたいのだ。

・そこで勝負を分けるのが、スピードと実行力である。

・要するに僕は、宇宙事業を通じて、人類の可能性を拡張する「新しいインフラ」を提供したいのだ。

・それを…みんなとシェアするからこそ、ほんとうの幸せを実感できるのだ。

・働くことを通じて、もう一度最高の仲間たちと一緒に大きな「夢」をかなえたい…僕は、みんなとつながり、みんなと笑顔を分かち合いたい。

・ゼロに戻った自分に、ほんとうの意味で大きなイチを足すことができるのは43歳のときになる。2015年から2016年にかけての1年間。このとき僕がどんな一歩を踏み出すかについては、ぜひ楽しみにしていただきたい。僕自身もワクワクしている。

Q:とにかく成功したい これからの時代どんなビジネスが有望だと思われますか!?
A:自分が好きなことをやればいいと思うし、学生ならなおさらそこからはじめるしかないだろう

Q:どうすればラクができるか 堀江さんの過去を振り返って、これをすればラクができるよ、ということがあれば教えてください
A:ものすごく苦労をすると、その先にラクが待っている可能性もあります。自分で『苦労していない』と言う人がいたとしても、それは本人が苦労だと思っていないだけで、周りから見たら苦労しているものです。逆に、自分が『苦労だ』と思っていることに限って、周囲には苦労と映りません。ですから、周りの人から『苦労しているな』と思われることをして、その先にあるラクをつかんでください

Q:堀江さんって、悩むことはないんですか?
A:経営者となって以来、僕は感情で物事を判断しないよう、常に自分をコントロールしてきた。感情が揺らぎそうになったときほど、理性の声に耳を傾けた。悩むことをやめ、ひたすら考えることに努めてきた。そう、多くの人は混同しているが、「悩む」と「考える」の間には、決定的な違いがある。

Q:堀江さんの座右の銘は?
A:諸行無常、ですよ。

日々本 第326回 針谷和昌)

hariya  2014年2月01日|ブログ