日々本 其の二百四十「七十二候」

『イラストで楽しむ 日本の七十二候』(アフロ [イラスト 森松輝夫]/中経の文庫)

「蝶登場」「燕登場」という写真を続けて5/10、11に自分のフェイスブックに載せた。今年初めてアゲハ蝶を見たし、同じく燕を見たからだ。そんな訳で、毎年、蝶や燕はどんな時期に登場するのが普通なんだろう?という疑問を持っていたところに、この本を本屋で見掛ける。イラストも良いのですぐに買った。

蝶は出ていないけれど燕のことは「玄鳥至」というタイトルで出ていて、4/5~9ごろだという。この頃「燕が南から飛来する」そうである。僕が気がつくのが1ヶ月遅いってこと。南からなので東京にやって来るまで少し時間がかかるのかもしれない。

年間を通じてじっくり読むとして、ざっと一覧を見て、覚えておきたい季節は…

02/08~02/12ごろ……鶯が山里で鳴き始める

02/13~02/18ごろ……氷の間から魚が動き始める

02/18~02/22ごろ……春の雨が大地を潤し始める

02/23~02/27ごろ……山々に春の霞がたなびく

02/28~03/04ごろ……草木が芽吹き始める

03/05~03/09ごろ……冬ごもりしていた虫たちが動き始める

03/10~03/14ごろ……桃の花が咲き始める

………ちょ、ちょっと待った。これ、出て来る順番にぜんぶ書いている。どの5日間も、とても興味がわく内容。このまま全てを書く訳にもいかないので、あとはじっくり読んでいくしかないかなぁ。ちなみに今頃は、「蚕が桑の葉を食べ始める」時期だそうだ。

日々本 第240回 針谷和昌)

hariya  2013年5月21日|ブログ