日々本 其の十七「学校図書館」

『みんなでつくろう学校図書館』(成田康子/岩波ジュニア新書)

学校の図書館に持ち込んでこの本を読んだ。これ以上ない組合せ。読み進んでいくうちにアイデアが湧き出てくる。止まらない。それをこの本に書き込む。シャープペン付き4色ボールペンのシャープペンで、図書館活性化案を書いていく。頭の中が上向きの螺旋構造になったような気分。発想が次々に文字になる。本ではなくもはや“アイデアノート”になっている。

・本のことを問い合わせることができるウェブサイト
・図書館を支えている人をクローズアップ
・図書館DJ
・部活クローズアップ

・哲学的な会話
・知的好奇心を満たすところ …etc.

まだまだ種の段階だけれど、とある図書館活性化の課題を抱えていたので、その答えのヒントは充分に生まれたと思う。あとはここからどう育て、発展させ、花を咲かせていくかである。図書館の本を図書館で読むのはハマり過ぎかと思ったけれど、そんなことはない。ハマり過ぎではなくハマりまくった。他のジャンルの本もこうやって読んでみたくなってきた。

日々本 第17回 針谷和昌)

hariya  2012年1月28日|ブログ